視野が広がる〈交流の大切さ〉

先日、立教大学法学部で国際政治を教えられている竹中千春教授が 

 ~今こそ、民主主義について考えよう~

と題する模擬ゼミをオンライン上で開催し、卒業生枠で参加させて頂きました。このコロナ禍、キャンパスで学生生活を送ることのできない現役学生のために、オンライン上で学生間・学生=卒業生間で交流しようという企画の一環です。

参加してみたら、学部1年生から博士課程在籍の大学院生、留学生、そしてさまざまな分野で活躍する卒業生が参加しており、総勢20名を超える模擬ゼミとなりました。

いくつかのグループに分かれて討論したとき、私のグループでは中東国家でロックダウンを体験された方の話を下に、コロナ禍での王制国家と民主主義国家の違いを話しました。民主主義国家でも、国家次第では緊急事態下では私権を強力に制限できる国家にもなり得ることから、王制国家・独裁国家とどう違うのかという指摘が学生さんからなされた点が興味深かったです。それにしても、久しぶりにゼミ生に戻りました(笑)。果たして、日本は民主主義国家と言えるのか?と考える機会にもなりましたし、現役学生さんの積極的な姿勢から元気ももらえました。また、他分野で活躍されている卒業生と知り合えたのも面白かったです。

そして、何よりも、、、いろいろなバックグラウンをお持ちの方が参加するので、自分にはない視点に触れることができ、自分の視野の狭さに気づき、逆に言えば視野を広く持つきっかけにもなりました。模擬ゼミに参加して、これが一番面白かったところです。

模擬ゼミに限りませんが、色々なバックグラウンドを持つ方と交流することの大切さを改めて感じさせて頂けたことに感謝です。

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